女優の寺島しのぶさんは結婚されています。
旦那はローラン・グナシアさんというフランス人で、芸術関係の仕事をしています。
日本に住む寺島しのぶさんは、どうやって旦那と出会ったのでしょうか?
また、現在は2人の子供がいますが、1人は連れ子で‥フランスならではの共同親権が発端で揉めたこともあるそうです。
ということで、今回は寺島しのぶさんの旦那や子供について特集をしていきます。
目次
寺島しのぶの旦那はフランス人のローラングナシア
①旦那のプロフィール
名前 | ローラン・グナシア |
生年月日 | 1967年12月28日 |
出身 | フランス |
寺島しのぶさんの旦那であるローラン・グナシアさんは、ユダヤ系フランス人であり、現在はアートディレクターとして活躍しています。
もともとは金融マンだったローラン・グナシアさんですが、仕事に面白みを見い出せずにいたそうで、昔から興味があった文化の道に進むことを決意します。
「それは、私の人生における一大決心でした。後の人生に影響を与える、ある意味、本当に血迷った決断でしたが、その瞬間からドミノ倒しのように、次々と変化していったのです」とグナシアさんは語る。
フランス・パリの一流銀行であるリヨネ銀行を辞めたのち、約2年間世界中を旅し、その後映画を製作している会社に入社し映画プロデューサーに転身。
カンヌ国際映画祭に作品を出品した経験もあるそうです。
その後、アニエスベーなど有名企業のアートディレクターを務めることになり、現在の職業に落ち着きます。
2007年に独立し、東京にLa Boite という事務所を構えます。
その仕事ぶりは素晴らしく、近年ではハイブランドのブルガリのイベントなども手掛けていて、多彩な才能を存分に発揮しています。
ちなみに寺島しのぶさんとは5歳差で、誕生日が同じです。
夫婦で誕生日が同じなんて、運命を感じちゃいますよね!
②旦那には離婚歴があり?
寺島しのぶさんの旦那には離婚歴があるのでしょうか。
調べてみると、ローラン・グナシアさんに離婚歴はなく、二人は初婚同士でした。
しかし、ローラン・グナシアさんには寺島しのぶさんと結婚する前に事実婚をしていた女性がいて、その方との間に子供もいます。
子供はいるけど結婚はしていなかったため「初婚」ということになるようで、なんともフランスっぽい経歴です。
フランスでは事実婚で子供を生み育てるのは珍しくないのです。
[quads id=1]寺島しのぶと旦那の馴れ初めは?
寺島しのぶさんと旦那の馴れ初めを紹介していきましょう。
二人の出会いは2006年に開催された「東京フィルメックスフェスティバル」という映画祭でした。
寺島しのぶさんは女優として、将来の旦那になるローラン・グナシアさんはこの映画祭のパーティーの主催者として参加していたそうです。
一目ぼれしたのは寺島しのぶさんの方だったらしく、出会ってすぐに猛アタックを開始したそう!
その当時寺島しのぶさんはフランス語はおろか英語も話せなかったということですが、ローラン・グナシアさんと誕生日が同じということで運命を感じ、お食事に誘ったそうです。
そうして見事交際をスタートした二人。
交際のアプローチをしたのは寺島しのぶさんでしたが、プロポーズをしたのは旦那さんの方でした。
プロポーズの場所は千葉の海の浜辺だったそうで、砂浜に「僕の奥さんになってくれますか?」と英語で書いてプロポーズしたという旦那さん。
寺島しのぶさんは、フランス語で「ウィ!」(はい!)と言ってOKしたんだそうです。
そして二人は2007年にめでたく結婚。
実力派女優の国際結婚は当時かなり話題になりました。
結婚式は神前式で和装で行われ、披露宴は都内の美術館だったそうです。
美術館で披露宴なんてアートディレクターらしくて素敵です!
そんな仲睦まじい二人は、日頃どのようにコミュニケーションを取っているのかというと…
ローラング・ナシアさんはフランス語、寺島しのぶさんは日本語が母国語であったため、二人の日常会話は主に英語で行われているそうです。
しかし英語は二人にとってお互いの母国語ではないため、寺島しのぶさんは二人の共通語は心と心で話す「シングリッシュ」であると語っています。
ユニークでおちゃめな寺島しのぶさんならではの表現ですよね。
[quads id=2]寺島しのぶの子供は息子と娘が1人ずつ
娘のクレオ「旦那の連れ子」
先程も記載しましたが、旦那には”前妻”との間に「クレオ」という名前の娘さんがいます。
前妻との関係はすでに終わっていますが、フランスでは離婚後の親権は基本的にどちらか一方の親ではなく「共同親権」という形が取られます。
クレオさんは母親がいるフランスで生活していましたが、ローラン・グナシアさんと寺島しのぶさんが結婚後、1年に1、2度は日本にやってきて交流を深めていたといいます。
クレオさんはパパのことも日本のことも大好きだそうで、寺島しのぶさんとの仲も良好でした。
「寺島さんとローランが出会う前に、彼と前妻は“離婚”していました。フランスで離婚後の夫婦の子供の親権は、どちらか片方が持つのではなく基本的に共同親権になるんです。クレオは前妻が住むフランスで生活をしていたんですが、日本にもよく来て、ローランの東京の自宅に滞在していたんです。クレオはパパのことはもちろん、日本が大好きでしたから」(芸能関係者)
引用:NEWSポストセブン
しかし2011年3月11日に発生した東日本大震災で、放射能の問題がフランスでも伝えられると、クレオさんの母親は娘が日本に行くことを禁止するようになります。
母親としては子供が放射能の影響を受けるかもしれないということがなによりも心配だったようです。
日本に来てほしい寺島しのぶさん夫妻と、行かせたくないクレオさんの母親との間で話し合いは決裂してしまい、この問題は泥沼化。
ついにはフランスで裁判まで行われました。
ローラン・グナシアさんはこの裁判で「日本は放射能に汚染されていないしとても安全な国だ」と主張しました。
ですがチェルノブイリの原発事故のトラウマもあってか、フランスではなかなか認めてもらえなかったそうです。
クレオさんが日本に来られなくなってからは、寺島しのぶさんがパリに出向いたり、スカイプでやり取りしたりする日々が続きます。
そんななか、寺島しのぶさんは2012年にローラングナシアさんとの間にできた息子を出産します。
クレオさんと息子をどうしても会わせたかったという寺島しのぶさん夫妻は、裁判に何度も異議を申し立て、2013年7月13日についに勝利。
念願がかなったのでした。
息子の眞秀(まほろ)
寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんとの間には、2012年に誕生し現在9歳になる息子の眞秀くん(まほろ)くんがいらっしゃいます。
ハーフだからか、お顔立ちがはっきりしていてとてもかわいらしく、将来はイケメン確定ですよね!
眞秀くんは、おじいちゃんが歌舞伎役者であり七代目の尾上菊五郎さん、おばあちゃんが大女優の富司純子さん、叔父は尾上菊之助さんというまさに華麗なる一族のご子息です。
寺島しのぶさん自身も、眞秀くんが歌舞伎役者になってもいいと考えていたようで、実際に2017年に初舞台である歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎 魚屋宗五郎」に酒屋丁稚与吉役で登場しました。
その後も数々の舞台に出演しており、今後の更なる活躍が期待されています。
ちなみに「まほろ」という名前の由来は「日本の美しい国と人々の心を称える」という意味が込められているそうです。
まさに日本文化を支えていくような素敵な名前ですよね。
また、寺島しのぶさんが語っていた8歳当時の眞秀くんの様子は、この歳の男の子らしく母親である寺島しのぶさんに対して少しぶっきらぼうな態度なんだとか…。
舞台は踏んでいるんですけど、日に日に憎たらしいことを言うようになってくるんでね。ちょっと弱ったときとか、足をケガしたときだけ「お母さん!」って寄ってくるけど、だいたいは「どっか行け」って感じです(笑)。独立心がすごく強いですね。最近はあんまり近寄って来なくなっちゃったなあ。
引用:Yahoo!ニュース
子を持つ親としては少し寂しい気もしますが、それも成長している証なので嬉しいことなのではないでしょうか。
独立心が強いのはフランス人の父親から受け継いだものなのかもしれません。
とにかく今は舞台を踏むことを楽しんでほしいと寺島しのぶさんは語っていました。
彼が楽しんでいる限りは、やり続けたほうがいいと思うんですよね。そのうち仕事ってつらくなってくるし。今は仕事の認識もありつつ、やりたいことと、楽しいことをやっている感じですが、大人になるにつれて“やりたくないのに、やらなきゃいけない……”って思う時期が来るかもしれない。そのときは、彼なりに考えて選択するとは思うんですけどね。失敗しようが何だろうが、とにかく今は舞台に出ることを楽しんでほしいなと思っています。
引用:Yahoo!ニュース
眞秀くんがどのような男性に成長していくのか楽しみですね。