愛らしいルックスと朗らかな笑顔で視聴者を魅了し続けている、有村架純さん。2023年放送の大河ドラマ『どうする家康』への出演も決定しており、その勢いは増すばかりです。
この記事では、数々のヒット作に出演し、その儚くも確かな存在感で作品を彩ってきた有村さんのプロフィールや代表作について、まとめてみました。
目次
有村架純のプロフィール
- 本名:有村架澄(読み同じ)
- 生年月日:1993年2月13日
- 年齢:29歳(2022年12月現在)
- 出身地:兵庫県
- 好きなアーティスト:Children、aiko、星野源
- デビュー作:ハガネの女(2010年)
有村架純 年齢は29歳で、2ヶ月後には30歳を迎えます。一方で、そのあどけない姿からは想像もできないほどに長い女優人生を歩んできていますよ。
有村架純の代表作
ドラマ『中学聖日記』(2018年)
幼く無垢な笑顔に可憐なイメージが強い有村さんが、「禁断の恋」に挑んだ代表作です。10歳年下の教え子と恋に落ちてしまう中学校教師を演じ、許されない恋を美しく描いた見事な作品でした。
教師と中学生の恋というテーマは衝撃的で、時に不道徳な印象を与えるものにもかかわらず、有村さんは繊細に儚く演じ切りました。オーディションを勝ち抜き、本作で俳優デビューした相手役の岡田健史さんのフレッシュでピュアな演技と相互作用し、「この2人でなければ成立しなかったテーマ」と絶賛の声が多数上がりました。
中学聖日記を通して
人を好きになる気持ちを改めて
思い知りました。葛藤、純愛、
親子の絆、沢山学ばせてもらい、
たくさんキュンとさせて頂きました。
有村架純さんの透き通った演技、
岡田健史くんのまっすぐ素直な演技。
素敵なキャストの皆さん本当に
ありがとうございました。#中学聖日記 pic.twitter.com/GBZfC8W613— 🌈🌈中学聖日記🌈🌈 (@S2_ooo22) December 18, 2018
中学聖日記あかん…
純愛すぎる…感動だ…— なっつん (@nattun1228) October 7, 2020
やばい泣きそう既に3話にして涙腺が、、、、、、、、、、、。中学聖日記純愛、最強。
— yura 🌸 (@yura16741674) May 27, 2020
ドラマ『ひよっこ』(2017年)
NHK朝の連続テレビ小説でヒロインを演じた有村さんは、本作で脚本の岡田惠和さんの強い要望により、オーディションなしの主演に大抜擢されました。
2013年の朝ドラ『あまちゃん』で主人公の母親の少女時代を演じたことで既にブレイクしていた有村さんは、『ひよっこ』のヒロイン抜擢により名実ともに国民的女優の扉を開きました。おっとりした農家の娘を演じ切るため、増量して約作りに挑んだ徹底ぶりは、朝ドラならではの昭和の雰囲気にハマっていました。
ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)
有村さん演じる主人公の杉原音と、高良健吾さん、坂口健太郎さんなど豪華キャストによる4人の男女の交差する思いを複雑に描いた群像劇です。
誰もがうらやむ美貌と愛らしいルックスの有村さんが演じた音は、「現実世界のどこかで実際に暮らしているのではないか」と視聴者が錯覚するような庶民的で健気な介護福祉士の役でした。美しく輝くオーラを封印して演じ切った有村さんの実力が、世に知られることとなりましたね。お相手の高良さん演じる錬と結ばれたのは、出会いから5年後。そのもどかしくも切ない展開は大きな反響を呼びました。
この『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は、坂元裕二さんによるオリジナル脚本。後述する映画『花束みたいな恋をした』でも、再び有村さんがキャスティングされて主演を務めています。
映画『花束みたいな恋をした』(2021年)
前述の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の脚本・坂元裕二さんの作品で菅田将暉さんとカップルを演じた有村さん。人生の岐路にぶつかるたびに、少しずつ少しずつすれ違っていく同棲中のカップルが過ごした5年間をリアルかつ繊細に演じ、若い世代を中心に共感の嵐を呼びました。
有村さんは本作品で「第45回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を受賞しましたね。『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』での演技同様、女優オーラを消してどこにでもいそうな女の子を演じた有村さんの底力を見せつける大作となりました。
映画『ビリギャル』(2013年)
穏やかであどけない、少女のような有村さんが本作で演じたのはミニスカ姿に派手なメイク、粗野な言葉遣いを放つ金髪ギャルでした。しかし、そんなキャラクターでも不潔でガサツなイメージはゼロ。ピュアで素直な印象すら与える有村さんのギャル役は、意外にもハマり役として定着したのでした。
原作のモデルとなった工藤さやかさんの姿や生き様を見て、「ギャルになりきろうと努力するのではなく、さやかさんの魅力を表現しよう」と思ったのだそう。笑って泣けて感動する、そんな有村さんの代表作の1つとなりました。
2023年大河ドラマ『どうする家康』では松本潤と夫婦役に
有村さんが松本潤さんと夫婦役を演じるのは、ドラマ『リーガル・ハイ』や『コンフィデンスマンJP』で知られる脚本家・古沢良太さんが、徳川家康の生涯を新たな視点で描く作品『どうする家康』。
松本さん演じる徳川家康のことを知り尽くした正室の瀬名/築山殿を演じる有村さんは、大河ドラマの出演にずっと憧れを抱いていたそう。松本さんとは3度目の共演ということで息もピッタリ。「明るく楽しい夫婦漫才を繰り広げる本作での関係性を楽しみたい」と語りました。
まとめ
今回は、有村架純さんのプロフィールや代表作を厳選してご紹介してきました。どれも世間に衝撃を与えたヒット作ばかりで、有村さんが女優人生で放ってきた輝きをひしひしと感じるラインナップでしたね!
来年放送予定の大河ドラマでも、夫婦役が板についてお似合いの松本さんと有村さんがどのように徳川家康の生涯を魅せてくれるのか、待ち遠しいです。