皇室ティアラの種類まとめ!格式が違う?全部でいくつ?価格も調査

皇室ティアラの種類まとめ!格式が違う?全部でいくつ?価格も調査

この記事では、皇室に保管されているティアラについてご紹介します。皇室のティアラは、皇族女性が行事の際に着用されていることで知られていますね。多種多様なティアラを目にしますが、一体どれくらいの量が保管されているのでしょうか?

格式の違いや、それに伴うデザインの違い、また価格についても調査してみました。意外と知らない皇室のティアラ事情、そしてそれぞれの格式が明らかになりましたよ。

皇室ティアラの種類まとめ

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皇室のティアラは、全部で8種類あります。8種類を表にしてまとめてみましょう。

皇室ティアラの種類説明着用される人(された人)値段特徴
皇后第一ティアラ代々の皇后に受け継がれている昭憲皇太后 貞明皇后 香淳皇后 美智子上皇后 雅子皇后7億円ほど60個のダイヤモンドが使われている 飾りの取り外しができる3way仕様
佳子さまのティアラ佳子さまが成人皇族になられた際に製作された秋篠宮佳子さま2793万円ミキモト製
彬子さまのティアラ彬子さまのティアラ以降公金でまかなわれているため、ご結婚後は宮内庁管理となる三笠宮彬子さま2600万円ミキモト製
瑶子さまのティアラ 三笠宮瑶子さま不明 
承子さまのティアラ 高円宮承子さま不明 
千家典子さんのティアラご結婚による皇室離脱で、現在は宮内庁保管高円宮典子さま1522万円ミキモト製
守屋絢子さんのティアラご結婚による皇室離脱で、現在は宮内庁保管高円宮絢子さま1485万円ミキモト製
小室眞子さんのティアラご結婚による皇室離脱で、現在は宮内庁保管秋篠宮眞子さま2856万円和光製 眞子さんもデザインに携わる

皇室で保管されているティアラは、上記8種類とみられています。

皇族女性の私物ティアラもある

上記ほか、皇室では保管していませんが皇族女性が個人的に保有しているティアラがいくつかあります。三笠宮彬子さまのティアラを製作したあたりから、皇室のお手元金ではなく公金が使われるようになりました。公金を使って製作されたティアラは皇室に所有権があるため、ご結婚により皇室を離脱された方々は皇室に返却しています。

公金を使わず、皇族が使える私的なお金である「お手元金」で作られたティアラについて見ていきましょう。

私物ティアラの種類説明着用される人(された人)値段特徴
黒田清子さんのティアラ愛子さまがたびたび清子さんから借りられ着用されている紀宮清子内親王 敬宮愛子内親王不明(一説によるとほかの皇族女性の倍以上)ミキモト製
皇后の第2ティアラ皇后美智子さま、もしく皇后雅子さまが保有明治時代以降の皇后代々不明菊モチーフ
皇后の第3ティアラ上皇后美智子さまが保有秩父宮妃勢津子さま 美智子上皇后不明 
皇太子妃第1ティアラ現在は紀子さまが保有しているとみられている香淳皇后 美智子上皇后 雅子皇后 紀子皇太子妃不明 
皇太子妃第2ティアラ現在は紀子さまが保有しているとみられているが、着用したお姿は確認できず香淳皇后 美智子上皇后 雅子皇后 紀子皇太子妃不明 

まとめ

いかがでしたでしょうか?皇室に保管されているティアラは全部で8種類とみられ、それぞれが皇族女性のために製作された貴重なものであることが分かりました。三笠宮彬子さまのティアラが製作されるまでは、それぞれの宮家でのお手元金で作られていたため、いわゆる「親から子への成人のプレゼント」という扱いになっていたようです。黒田清子さんは今でもティアラを大切に保管されているだけでなく、姪っ子にあたる愛子さまにお貸しになっているようですね。

今後、愛子さまがご自分のティアラをお作りになられるのか、注目が集まっています。