日本の天皇・皇室に対する海外の反応は?評価やエピソードを紹介!      

日本の天皇・皇室に対する海外の反応は?評価やエピソードを紹介!      

現在の天皇陛下が第126代であることでも分かるように、日本の皇室の歴史は長く、他に類を見ない、2000年以上続く「世界最古の王朝」と言われています。また、天皇は総理大臣よりも、大統領よりも国王よりも格式が高く、世界の主要国の中でエンペラー(天皇)はたった1人、日本にしかいないのです。

そんな日本の天皇・皇室は海外からも高い注目を集めており、皇室や天皇陛下に対する海外の反応が常に話題となっています。

そこで今回は、皇室や天皇陛下に対する海外の反応、評価やエピソードをまとめてみたいと思います!

日本の皇室・天皇に対する海外の反応①天皇陛下の即位の礼

https://twitter.com/odensamurai0421/status/1785474298997874832

2019年4月30日に生前退位という形で第125代天皇明仁さまが退位され、5月1日に皇太子徳仁親王が皇位を継承。第126代天皇に即位され「令和」がスタートしました。そして同年10月22日に「即位の礼」が行われましたが、186の国や地域から招いた海外の賓客の反応を政府がまとめています。こちらでは、その一部ご紹介します。

カザフスタン前大統領高御座の高さと装飾は日本の古代の文化と歴史を感じさせる
バチカン枢機卿完全な沈黙の中で始まり、厳かな儀式で感銘を受けた
アメリカ運輸長官両陛下が笑顔で一人ひとりを出迎え、見送られる姿に感銘を受けた
トルクメニスタン大統領日本国民が千古の伝統や道徳、倫理を信奉し、国が幅広い国際協力と相互理解に門戸を開いていることが示された
ポルトガル前大統領静寂に包まれた儀式の荘厳さに感銘を受けた。あのような特別な雰囲気の式典が行えるのは、世界の王室・皇室の中でも日本の皇室のみだ
オマーン副首相兼国王特別代理簡素で日本の伝統の粋を示した行事。我が国も近代化だけに走らず、良き伝統は維持すべきだ

中でも多かったのが、日本の接遇に関する評価で、儀式の進行や空港やホテル等の移動も含め、日本の運営の「正確さ」「規律性」「心遣い」を評価する声は、60か国を超えていたといいます。

日本の皇室・天皇に対する海外の反応②Instagramの皇室公式アカウント

https://twitter.com/heikawomamoru/status/1774460512602030539

2024年4月1日、宮内庁がインスタグラムの皇室公式アカウントを開設しました。宮内庁は、今年1月から4月1日までに天皇、皇后両陛下と愛子さまがこなされた公務を振り返るという形で、その日のうちに60枚の写真と5本の動画を投稿。初日にフォロワーは35万人を超えました。

欧米は辛辣な評価

イギリスの王室は、2007年にYouTubeチャンネル、2009年に公式Twitter、2013年に王室公式Instagramアカウントを開設しており、皇室公式アカウントへの期待の声が挙がっていました。しかし皇族のプライベート写真は一切なく、公開されている写真は公務の写真ばかりで、海外の反応はいまいちのようです。

英紙「ガーディアン」

「自撮りや日常の何げないカジュアルな写真が見られると思ったファンにとってはがっかりだろう」と報じ、天皇陛下の誕生日の投稿については、ニュースなどで既に一般公開された写真や動画でつまらないと報じています。

米「NBCニュース」

投稿のコメント欄が閉鎖されているため、日本人はXで意見を交わしていると報道。英キャサリン妃のInstagram加工写真騒動や陰謀説などについて触れ、「日本にも2021年に皇室スキャンダルがあった」と小室眞子さんの結婚騒動についても触れています。

米「FOXニュース」

小室眞子さんが結婚騒動により「複雑性PTSD」を発症したことに触れ、そのためSNS参入には慎重だったのではと推測。「SNSに参加したことで国民と近づくことはできるだろけど炎上を避けられるのか?」と専門家が懸念していることも報じています。そして、「(コメント欄は閉鎖されているため)アカウントを開設したといっても庶民が皇族と直接交流できるわけではない」と、若干辛口に報じていました。

日本の皇室・天皇に対する海外の反応③愛子さまのティアラ

2021年12月1日に20歳の誕生日を迎えられた天皇、皇后両陛下の長女・愛子さま。同年12月5日に皇居にて愛子さまの成年祝賀行事が執り行われました。女性皇族のティアラは、成年を迎える際などに新調されることが慣例となっていますが、愛子さまは新型コロナウイルスの影響による社会情勢を考慮し、ティアラの製作は見送っています。この日愛子さまは天皇陛下の妹で叔母の黒田清子さんからティアラを借りて成年祝賀行事に臨みました。

イギリス誌「TATLER」

愛子さまはコロナ禍で苦難を強いられている国民を思われ、ティアラを新調せずに、叔母の黒田清子さんから借り受けることを選択されたと報道。そして「これは、従姉妹の小室眞子さんと佳子さまが成年を迎えられた際、光り輝く新品のティアラを着けたのとは対照的だった」と論評しています。

メキシコのニュースサイト「グラムスター」

愛子さまが何故ティアラを新調しなかったのかを説明し、小室眞子さんと佳子さまの時とは「対照的だった」と報道。さらには「小室眞子さんと佳子さまのティアラはそれぞれ日本国民に25万ドル、24万7000ドルを“出費”させた」と評しました。

まとめ

今回は、「世界最古の王朝」日本の皇室や天皇陛下に対する海外の反応、評価やエピソードをご紹介しました。

天皇皇后両陛下や愛子さまの公務への取り組み方や、国民に寄り添う姿勢などに関しては海外からの評価が高いものの、インスタグラムの皇室公式アカウントの開設については以外にも辛口評価が多いことに驚きです。今後インスタに皇室のプライベートショットが公開されることはあるのでしょうか?!

今後も皇室や天皇陛下に対する海外の反応に注目です!