三笠宮妃百合子さま101歳に!?若い頃は美しかった皇族最高齢の今

三笠宮妃百合子さま101歳に!?若い頃は美しかった皇族最高齢の今

女性皇族最高齢の三笠宮妃百合子さま。上皇さまの叔母にあたる方です。生年月日が1923年6月4日のため、2024年に101歳となられました。平均寿命が延びてきているとはいえ、お元気で100歳を迎えられる方は多くなく、大変おめでたいことです。

そこで、三笠宮妃百合子さまはどのような方なのか、また現在どのように過ごされているのかをまとめました。

三笠宮妃百合子さまの現在

三笠宮妃百合子さまは2024年3月から誤嚥性肺炎や脳梗塞などの症状があり、聖路加国際病院に入院されています。101歳のお誕生日は病院で迎えられ、皇族の方々はお見舞いとお祝いのために病院を訪ねられていました。

2023年ごろの百合子さまの過ごし方を、孫である彬子女王がお話しされました。

公務はされていませんが、現在も、孫や曾孫の成長を楽しみながら穏やかに過ごされていることでしょう。百合子さまには孫が9名、曾孫が8名いらっしゃるようです。

三笠宮妃百合子さまの経歴

三笠宮妃百合子さまは高木家に生まれました。高木家は江戸時代に大名でしたが、三笠宮妃百合子さまの父親である高木正得さんは昆虫学者です。

三笠宮妃百合子さまは幼稚園から学習院へ通われ、1941年に学習院本科(現在の学習院女子中等科・高等科)を卒業されました。

高校卒業後すぐ、三笠宮崇仁親王とご結婚され、皇族となられます。その語は戦争など大変なことがたくさんありましたが、ご公務と育児を両立させました。18歳のころから80年以上、皇室で過ごされていることになります。

三笠宮崇仁親王は2016年に100歳で薨去されました。

三笠宮妃百合子さまの子育て

三笠宮妃百合子さまには5人のお子様がいらっしゃいます。ご公務がお忙しい中でも“家族の思い出となる記録を残したいと思い、家族一人一人の歩みが分かるように写真アルバムを作成したり、5人の子供たちの育児日誌をつけたり”(引用:宮内庁)とご家族を大切に過ごされていました。

お子様は男子が3人、女子が2人です。男子は3人とも薨去され、女子はご結婚による皇籍離脱で、現在も皇族である実子はいません。お孫さんは9人いらっしゃるようですが、そのうち3名(彬子女王、瑤子女王、承子女王)は現在も皇族として公務をされています。

第一子 甯子内親王(1944年生)

1966年に日本赤十字社の名誉社長である近衞忠煇さんとご結婚され、皇籍離脱されました。

第二子 寛仁親王(1946年生)

1980年にご結婚され、信子さまとの間には彬子女王、瑤子女王がおられます。

「ヒゲの殿下」と呼ばれ親しまれましたが、平成24年、66歳で薨去されました。

第三子 宜仁親王(1948年生)

平成26年に66歳で薨去されました。

第四子 容子内親王(1951年生)

1983年に茶道の裏千家の家元である16代目千宗室さんとご結婚され、皇籍離脱されました。

第五子 憲仁親王(1954年生)

1984年に久子さまとご結婚後、承子女王、千家典子さん、守屋絢子さんの3名の子女に恵まれました。長女の承子女王は現在も皇族ですが、典子さん、絢子さんはご結婚されています。

2002年、47歳の若さで薨去されました。

まとめ

2024年に101歳になられた三笠宮妃百合子さまは現在、脳梗塞や誤嚥性肺炎で入院されているため、お誕生日は病院で迎えられました。18歳のころから80年以上皇室で過ごされた三笠宮妃百合子さま。戦争やお子様の薨去など、苦労が絶えない日々だったかもしれませんが、現在は穏やかに過ごされているようです。

夫である三笠宮崇仁親王やお子様方は亡くなられてしまいましたが、孫、曾孫の成長を楽しみにされているとのこと。これからも穏やかに長生きされることを祈っています。